健康で文化的な

ただの日記です。

2か月以上ぶりの更新

 気づけば3月になっていた。本当に気づけば、だ。

 ばたばたしているうちにブログの更新のことなど、すっかり忘れていた。

 これを思い出したのは、自分が想像以上に小説を書けなくなっていたからだ。より正確に言うと、文章の書き方が分からなくなっていた。だから、これもちぐはぐなものになると思う。

 もともと上手じゃないくせに、そこから余計悪くなっている。2020年、論文にくわえ、小説もきちんと書いていきたいのだけど、果たしてうまくいくのやら。ましてや、4月からは別の職場へ行くというのに。

 なんだかもう、疲れてしまった。

 ネットで「26歳 非正規」とか「派遣 独身」なんて入れて調べると、わりと悲観的なものが多い。はやく正社員になれ!と急かしてくる。もっともだ。ごもっともなのはわかっているけれど、それがしんどい。しんどいのならそんな記事、見なければいいのだけど、ふと気づくと検索してしまっている。

 今年でもう26歳。なのに、なにもなしえていない。それなりに努力もした。でも、それはそれなりでしかなかったのだ。「それなりに」しか努力できていないのに、すでに電池切れ寸前な自分が恥ずかしい。

 恥ずかしくて悲しくて、なにもできなくなって。

 とりあえず、文章を書いているという事実欲しさに今、キーボードを叩いている。

 今日は体調を崩し、仕事を休んでしまった。

 本を読む元気だけはあったので、芦沢央の「いつかの人質」を読了。フーダニットでホワイダニットの部類に入るんだと思う。でも、フーの部分はわりと感嘆に絞られるし、それは作者もわかってのことだろうから、ホワイの部分が重要だろう。

「狂人」までとは言わない、精神状態が少しマトモでなくなってしまった人、落ち着かなくなってしまった人の、ずれた論理によって真実は明かされていく。

 ふうむ、なるほど、という感じ。

 あと、電子書籍でまんがを読んでいる。最近は、「舞妓さんちのまかないさん」。

「舞妓さん」の華やかな世界の裏にある厳しい日々、の中にある、ホッとする日常の瞬間を切り取っていて描いている。