健康で文化的な

ただの日記です。

「大阪環状線」感想など(ネタバレぽいものあり)

 また長い間ブログを書いていなかった。やっぱり、毎日は厳しいなあと思う。

 25歳になって2週間(と1日)。もうすぐ2019年も終わるし、そろそろ2020年の目標やら今後のことやらまとめたいな、と思う。

 まず、自分のやりたいこと・やるべきこと。

 

1 修士論文提出

 必須かつ急ぎの案件。もう3年目だし。でも、全然かけない。先生に相談しに行かなくちゃ。2022年3月までに書き上げたい。どんな長期計画だと自分でも思うけど、それくらいかかりそうだ。でも、時間がかかっても仕上げて修士は出たいと思う。

 

2 職を見つける

 今の職は最長3年契約でその間に正規職員への任用試験に合格できなかったらクビなので。そもそも、この仕事を続けられるか自信はない。

 安定した職を見つけて、どんなに遅くても30歳までには落ち着いて一人できちんと生きていけるようになりたい。その手段としては、以下3つ。

(1)現職で正規職員への任用試験に合格する。

  一番スタンダード。だけど、今の仕事は健康面でも精神面でもなかなかシンドイ。

(2)公務員試験を受ける。

  かたっぱしから受ける。とりあえず勉強はしている。

(3)企業の正社員を受ける。

  これも転職サイトなどみて検討中。

 なかなかざっくりしている。とにかく、定年まで安定して働ける仕事を見つけないと。

 

3 小説を書く、公募に出す

 学生時代から小説は書いていた。空想して自分の好きなように書くのは好きだったし、それをサークル内の会誌に載せるのもやりがいがあった。下手の横好きではあったけれど、一生書き続けたいなと思ったものだ。でも、今年はほとんど小説を書いていない。特に4月に働き始めてからは一文字も。昔は小説家になりたいな、なんて思っていたのにそんな夢はどこへやら。

 下手なのは分かっている。それでも挑戦したい。このまま人生を終えたくないという虚しさからくるやる気かもしれない。それでもやろう、と思っている。

 

 こうやって書きだすと、やることは多くはないけど重い。

 でも今頑張らなかったら、一生がダメになる。後悔する。だから、今年こそは、と思う。

 

 そういえば、2019年は星占い的には幸運の年だったはずなんだけどな。占いなんてアテにならないな。

 

 

 ブログなので、日記的なものもつけておこうと思う。

 今日は大阪松竹座へ行って、「大阪環状線 天王寺駅編 君の歌声が聴きたくて 1985」を観に行った。1985年の大阪にタイムスリップした少年と、その時代に生きる少年の交流の物語。タイムスリップものには珍しく(?)、未来(2019年)からタイムスリップしてきたケイ少年は未来の知識をどんどん周りに漏らして行く。こういうのって、「歴史改変は良くない」って言って過去の人々に未来の知識を与えないのがお約束だと思っていたけど。

 見ず知らずのケイを家に招き、その不審さを嫌うことなく彼に接するコウタたち。彼らとの交流を通してケイは少しずつ変わってゆく。と、同時にケイと関わることでコウタたちにも変化が訪れる。

 この物語のキーパーソンはコウタの妹アカリ。彼女は中学生の時に病でなくなっている。音楽の才能があり、曲を作る時には環状線によく乗っていたという彼女。ケイはアカリと環状線の中で出会い、タイムスリップしてくる。そして、コウタに出会い、最終的にはコウタの幼なじみマイを含めた3人でコンテストに出場することになる。その中でアカリの遺した曲を歌うことで、アカリは成仏しケイは元の時代へ戻るのだが。

 私がちょっと不思議に、というか予想と違ったな、そうきたか、と思った点が2つある。

 1つはケイのタイムスリップの仕方について。彼は環状線でアカリに出会って1985年の大阪へやってきた。のなら、元の時代へ帰るときも環状線の中でアカリに会うことで戻るだろうと思っていたのだ。それが実際にはコンテストの最中に戻っている。そんなことしなくても、コンテスト終わりに環状線に乗っている時とか、レコーディングに向かう最中とか、機会はいつでもあったはずなのに、あんな中途半端なときを選んだのは何故だろう。そもそもステージ上で消えてしまっては、周りもびっくりするじゃないか。ケイやアカリには調整ができないことかもしれない。特にケイには無理だろう。が、物語をつくるうえでケイが現代へ戻るタイミングをあそこにしたのが私には不思議だった。

 もう1つはケイが未来へ与えた影響について。特に説明はなかったけれど、タイムパラドクスが発生している、と思ったのだけど、うだうだ文字を打っているうちに自分の中で解決した、気もする。とりあえず、書き残しておこう。ケイはマツモトに出会った際、かなり興奮して彼がプロデュースした歌手やつくった楽曲名を口にしてしまっている。それらは1985年時点では存在しなかった(人気ではなかった)ものであり、それをマツモトに言ってしまうことでなんらかの影響を与えたのではないか。特に楽曲については、そのマツモトのつくった曲はケイのことを歌ったものだと後でわかる。であれば、それはケイなしではつくられなかったものだ。これ、タイムパラドクスじゃない!?と思ったのだけど、別に矛盾はしていないか。たぶん。

 やっぱり感想はなかなかうまく書けない。とりあえず、室くんが座長をつとめる舞台を観ることが出来て良かった。舞台なんてジャニーズにはまるまで無縁のものだったけれど、とても楽しい。ジャニーズオンリーの舞台「少年たち」も良かったけど、「ABKAI SANEMORI」や「どれミゼラブル」、今回の「大阪環状線」のように外部の舞台も楽しい。特に今回は幕間に舞台限定のサンドイッチを食べて、これがまた美味しかった。劇場で飲食物を買って幕間にそれを食べる。食べつつパンフレットを読み、後半に備える。なかなか楽しい。ちょっとしたテーマパークに来た気分。3月と6月にも舞台はあるし、楽しみだ。

 

 そうそう。それから今日はミステリーズ!に載っていた「明智恭介 最初でも最後でもない事件」と「恐怖の一枚 猫丸先輩の妄言」の2作を読んだ。

 どちらも心待ちにしていた作品。明智先輩は可愛いし、猫丸先輩も可愛い。特に猫丸先輩の方はたった1枚の写真からこんなロジックを築き上げるとは!と驚いた。こういうなんでもないところから、大きな推理を組み立てていくのはミステリの醍醐味だろう。