健康で文化的な

ただの日記です。

SANEMORIを観て来た

 今日は上京して歌舞伎を観て来た。

「ABKAI2019第1章FINAL SANEMORI」 

 会場は渋谷にあるBunkamuraシアターコクーン。人生初の渋谷である。田舎住まいの私にとって渋谷は「109があるトコ」みたいなイメージしかなかった。そもそも、109がなにか、イマイチ分かっていないところがある。悲しい。

 新幹線で東京駅まで出て、山手線に乗り換える。東京都の地理を分かっていないので、とりあえず東京駅に出てしまったが、品川駅で新幹線を降りて、そこで山手線に乗ったほうが良かったんじゃないか……と電車内の路線図を見て思った。いかんせん、上京するのが人生2回目なので、そこらへん、気を利かすことができない。

 渋谷の第一印象は、よくいえば賑やか、悪く言えば雑然としている。前回、上京した際は日生劇場で「少年たち」を観るのが目的だったので山手線の有楽町で降りたのだが、そこも賑やかだったのだけど、あそことはまた違った賑やかさを感じた。

 言い方は悪いけれど、渋谷は有楽町周辺よりとっちらかっている印象だった。恐らく、有楽町はビジネス街(だと勝手に思っている)だけど、渋谷周辺は繁華街(だと勝手に思っている)だからだろう。とっちらかっているぶん、楽しそうな印象も受けた。田舎から来た私は、あまりの賑やかさに酔っちゃいそうだったけれど。あれは慣れたらきっと楽しいだろう。

 渋谷駅、個人的に印象的だったものがいくつかある。

 1つ目。「私と結婚しませんか」(内容うろ覚え)のプラカードを持ったおじさん。みかけたときは「東京はすごいなあ」としか思わなかったが、どうも、テレビ取材も受けた有名な方らしい。苦労もされているらしく、良いお相手が見つかると良いな、とお節介ながら祈ってしまう。

 2つ目。ハチ公。有名なのでちょっと見てみたいなあ~、なんて軽い気持ちでいたら度肝を抜かれた。ハチ公の前にずらっと並ぶ人。どうやら写真撮影の順番待ちらしい。まるで入学式や卒業式の看板みたいだ。おひとりさまにはそんなところに並ぶ勇気はなく、わーすごい、とそばをとおるだけで終了。できれば写真、欲しかったんだけど仕方がない。

 3つ目。キャバクラの従業員募集を高らかに歌うトラック。バニラの進化形という感じだった。バニラは京都では地味な色になっていたけれど、あれは京都で走ることすら許されなさそうな派手な代物だった。

 こんなものか。SANEMORIを観てきた話がしたかったのに、渋谷の話で文字数を食ってしまった。

 大したことは書けないけれど、明日書こう。もう日付変わってるけど、セーフということで。

 今日、GUCCIの香水の試供品(カード)もらったんだけど、良い匂い。