健康で文化的な

ただの日記です。

今後のこととか、いろんなこととか。友だちがいない気がすることとか。

 Twitterのアカウントを持っている。繋がっているのは大概、大学時代のサークルのメンバー。

 少し、そうじゃない人も混じっているけれど、それは特例。作家のサイン会で知り合い、その場の流れで相互フォローになったはいいが、その後、たいしたからみはない。ブロックするほどの理由もないので、互いにフォローしあったまま、ツイートが時々タイムラインに流れて来て「あ、こんな人もいたな」と思う程度。相手がどう思っているかは知らないけれど、ブロックもフォロー解除もないということは、だいたい私と同じような気持ちでいるんだと思う。

 では大学時代のサークルの人とはやりとりしているのかと言えば、それは別問題でせいぜい「いいね」を適当なタイミングで飛ばす程度。リプライはまれだ。

 タイムラインには毎日、彼ら彼女らのツイートが流れてくる。数年前まで同じ大学の、同じサークルにいた人たち。部室でくだらない話に花を咲かせていた日々を思い出して懐かしくなる。

 けれど最近、タイムラインを眺めていて寂しさを感じることが増えた。

 タイムラインにいる人たちは変わらない。いや、顔は分からないのでひょっとするとアカウントがのっとられて、全くの別人が呟いている可能性も0ではないのだけど、そんな感じはしない。人は変わっていない。

 でも、そこに流れてくる言葉群は数年前とは変わりつつある。そんな気がした。

 単位とか、授業とか、バイトとか。例会に遅れそうとか、合宿とか。そんなこと、呟いていたんじゃなかったっけ。

 大学を卒業してからは、当然、単位や授業の話は消えて、仕事の話が増えた。仕事がつらい、みたいなネガティブなこともあれば、職場の人と仲良く出かけた、なんて話もあったり。彼氏の話がでてきたり。あるいは、私の知っている人同士の関係が、いつの間にか変わってきていたり。

 私の知らない人、私の知らない関係。当たり前のことだけど、皆、ちょっとずつ変わって行く。それが無性に淋しい。今、皆と集まっても、学生時代とまったく同じような雰囲気をつくることはできないと思う。

 私だけ、ぽつんと取り残されてしまったようなそんな感覚。Twitterでのやりとりもなければ、リアルで会うこともほとんどないから、余計に離れてしまった気がするのだろう。

 皆、前を向いて、どんどん新しい世界を構築している。今、遊ぼうと誘ってみたって、誰も遊んでくれなさそうな気がする。タイムラインを眺めているうちに、なんだか、知らない人のような、もともと大して仲良くなかった人たちのような気もしてしまって、そんな自分が嫌だ。

 

 などと、うじうじキーボードを叩き続けたけど、どうしようもないものはどうしようもない。結局他人だし、他人は自分の思う通りにはならない。

「なるようにしかならない」と大学時代の(サークルとは無関係の)先輩も言っていた。なるようにしかならないのだから、やるしかない。自分のことも、自分の思う通りになるかは分からないけれど、やらなければなるものもならない。だから、少しずつでも動いていこうと思う。

 今日はインフルエンザの予防接種を受けて、それから舞台のチケットを発券しに行った。「大阪環状線~君の歌声が聴きたくて1985~」という舞台。「どれミゼラブル」が面白く、それにでいていた室龍太くんが主演ということで、チケットを取った。ファンクラブ先行ではなく、だいぶ遅れてぴあで取ったので席は悪そうだけど、まあ、双眼鏡を持って行けばなんとかなるだろう。

「どれミゼラブル」のとき、双眼鏡で舞台を見ている人がいて驚いた。なるほど、そのほうが役者の顔も良く見えるだろう。

 ところで、「舞台を観に行く」というのも、自分の為の「健康で文化的な生活計画」(適当に名付けてみた)の一環だったりする。これまで、高校の授業を覗いて舞台って観に行ったことがなかった。こんなに面白いとは、と感動した次第。「どれミゼラブル」についても、いつか感想をまとめてみたいな。

「健康で文化的な生活計画」を実施するにあたって、なんとなく「それっぽいこと」をしてみても無意味だろうということで、ある程度、やりたいことリストをつくろうということになった。

「死ぬまでにやりたい100のこと」みたいなノリだ。

「26歳になるまでにやりたい30のこと」(1年計画)、「28歳になるまでにやりたい50のこと」(3年計画)、「30歳になるまでにやりたい100のこと」(5年計画)にわけて計画をつくっていこう。

 その中に映画をいっぱいみる、というのはいれるつもりなので、とりあえずツタヤで「ねことじいちゃん」と「カメラを止めるな」と「万引き家族」を借りて来た。

 あと、丸善で買った是枝監督の本も今日中に読み切って感想文を書きたい。「本を読んで、感想を書く」というのも、計画のうちに入れるつもりだから。ブックレビューみたいな立派なことは出来ないけれど、いい加減「面白かった」では終わらせたくない。

 愚痴で半分以上を潰してしまった気がする。ま、良いや。

 明日は仕事。はやめに寝よう。パックをして、全身を保湿して。ちょっと良いボディークリームを買ったから、それを使おう。あとネイルも忘れずに。

 そういうのって、ただばたんきゅう、と寝るよりか、なんだか「健康で文化的」な気がするのだ。(仕事の日はつい、ばたんきゅう、と寝てしまうけど)